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ヘクソカズラ


茎や草をちぎって揉むとひどい悪臭がするところから「ヘクソカズラ(屁糞葛)」と呼ばれています。・・・・マンマですね。花の内側が赤く伏せた形が「灸(やとい)」に似ているので「ヤトイバナ」とも呼ばれています。薬草としても利用されていて、果実をつぶして「ひびわれ」や「凍傷」に。生葉のもみ汁は「毒虫さされ」など。単に臭いだけでしょうか?.....ペットなどにはご注意です。


毒草名  ヘクソカズラ(屁糞蔓)、ヤイトバナ(灸花)、早乙女花(さおとめばな)、ヒョウソカズラ
学 名  Paederia scandens MERRILL var. mairei HARA
特 性  アカネ科 ヘクソカズラ属、藪に絡む右巻きのつる性多年草
花 期  7〜8月、果期10月
毒部位  全草、実
成 分  インドール(Indole)、アルブチン(Arbutin)
症 状  くさい・・・、下痢、呼吸麻痺


 

皀莢(ぞうきょう)に 延(は)ひおほとれる 屎葛
絶ゆることなく 宮仕へせむ

高宮王(万葉集16-3855)


 

完熟した果実の汁は手のひび割れに効く化粧水の材料にもなります。鳥も美味しそうに(?)食べますから危険な実ではないですね。




放っておくとウジョウジョします。




≪MEMO≫
・学名の意味は「悪臭があって他に絡んでよじ登るもの」だという....。
・最初は「クソカズラ」だったが、後に「屁」を加えてバージョンアップした。
・臭いの元はメルカプタンという揮発性物質。ヘクソカズラに含まれるペデロシドというイオウ化合物が分解し発生する。
・つるは(下から見て)左巻き。


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